トイレに世界地図を貼ろう!
子供は大きな病気をすることもなく、順調に成長していると思っている。
学校もほとんど休むこともない。
ただ勉強の方は、親としては正直に言って納得はできていいない。
健康なことが一番なので、まあいいかと思って過ごしてきた。
しかし、中学になった長男の一般常識のレベルが最近きになっている。
自分が中学のときのことを思い返しても、「それくらいは知っていたぞ。」と思うことが多いのだ。
勉強の成績がまずまずなら、「そんなもんか」と流してしまうところだけど、成績はビリから数えた方が早いくらいの順位なので、せめて中学生並みの一般常識くらいは身につけてほしいと思っている。
身近なところで、地理的な一般常識をなんとかしようと考えて、世界地図をトイレに貼ってみた。
よく、何かの格言めいた台詞で「トイレに世界地図を貼ろう」というのがある。
まあそれを思い出してやって見たわけだ。
余分に買ってお風呂にも貼ってみた。
まだ効果の方はわからないけど、小学生の次男にはその効果がでてきたみたい。
お風呂に入りながら世界地図を見て、いろんな感想を言うのだ。
「中国は大きい」「でも一番大きいのはロシアだね」「アメリカは遠いね」「野球のつよい国は北アメリカと南アメリカの間にあるね」とか世界をテーマにしたことを話すようになった。
これは結構今後の学習にも役立つだろうと思っている。
もっと前からやっておけばよかたんだな、とも思っている。
「トイレに世界地図をはろう!」と言った人はエライな。
考えてみれば、私たちが小さい頃はまだゲームなんて主流じゃなくて、男の子たちの人気は地球儀だったように記憶している。
地球儀をくるくる回しながら、世界を旅していたわけだ。
今の子たちで地球儀を欲しがる子はいるのだろうか。
少なくても我が家の息子たちにそれはなかった。
欲しがるのはゲームの端末とソフトばかりだった。
ゲームはもちろん悪いことばかりではないけれど、子供のライフスタイル、コミュニケーションの変化がこんなことにも影響しているのかもしれないな。
そんなことを思う今日この頃。