スマップファンではないけれど
2016年は、芸能界にとって話題に欠かない年だったのではないだろうか。
もちろん芸能ネタは尽きることがないくらい日常茶飯事だけど、メガトン級の話題が1年を通して起きていたことはここ何年かではなかったと思う。
2016年のスタートがそんな芸能ネタではじまって、その芸能ネタで終わろうとしている。
ベッキーと川谷君の話題も一年を通して話題になっている感じはあるけれど、それよりはやっぱりスマップでしょう。
スマップが解散を発表した時は臨時のニューステロップが流れるという、異例の報道もあった。
いかにスマップが国民に親しまれているグループなのかということだ。
安倍総理もスマップの解散について言及していた。
一国の総理大臣が芸能界の人気アイドルグループに対しての発言なんて、そうそうあるはずがない。
このスマップの解散は、昔のイギリスにおけるビートルズの解散くらいのインパクトがあったということだろう。
私自身は特別にファンというわけではない。
たまにスマスマは見ることはあるけれど、誰のファンというわけでもなく普通にバラエティ番組を見る感覚で見ている。
スマップの解散の要因の一つは、聞くところによると香取君が一番抜けたがているらしい。
どうやら木村君たちとの間にストレスがあるみたい。
その気持ちはものすごくよくわかる。
たぶん同じ空気を吸っていることすら嫌なんだろうな、と想像する。
声も掛けられたくないし、当然話さえしたくないような気持ちなんだろう。
今度のスマスマの最終回はフジテレビの制作側の意向としては生出演で締めくくりたいということらしい。
しかし、ここに来てその企画が暗礁に乗り上げているみたい。
香取君がそのオファーに対して返事がないようだ。
もし、私が想像したようなストレスでもうメンバーと顔を合わせたくないという理由ならば、これが最後なんだし、制作プロデューサーも大人の人間なんだから、そんな大人が頭を下げているわけだし、ましてや何十万人、何百万人の日本のスマップファンが期待しているのだから、ここは一つ大人の対応を見せてほしいと思う。
NHKの紅白歌合戦は置いておいて、もう一度我慢すれば終わりなんだから。
香取君もスマップで一番年下と言っても、もう40歳を迎えるわけだ。事の分別は十分にできる年齢だし、私はスマップファンではないけれど、ここはファン重視の対応をしてほしいな。